2007年7月14日 (土)

日中の航空会社6社に配分 国交省、羽田の発着枠

 国土交通省は13日、増加する羽田空港の発着枠について、日本と中国の航空会社6社に割り当てると正式発表した。航空機の新誘導路を整備し、着陸にかかる時間を短縮したために増える発着枠で、1日10便(往復)が割り当てられた。

 羽田-上海線への4便は日本航空と全日本空輸、中国の中国東方航空、上海航空が各1便ずつ。国際線との乗り継ぎ改善のための羽田-関西線(4便)は、スターフライヤーに決定した。

 地方路線拡充のための2便には全日空とスカイマーク、日航の3社が応募し、利用期間を区切るなどして3社へ均等配分する。使用できるのは札幌、伊丹、福岡、那覇以外の路線で、具体的な路線は8月下旬に決まる。

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2007年7月12日 (木)

北九州の新興航空スターフライヤー、関空──羽田線参入を申請

北九州の新興航空スターフライヤー、関空──羽田線参入を申請へ(7月12日)
 国土交通省が11日、羽田空港の関西国際空港線の発着枠を9月から1日4便増やす決定をしたことを受け、新興航空会社のスターフライヤー(北九州市、堀高明社長)は同日、1日4便で乗り入れを申請する方針を明らかにした。全日本空輸と日本航空より正規料金を1000─2000円安く設定し、ビジネス客などの取り込みを狙う。

 羽田─関空線にはスカイマークが2005年3月から1日4便で就航したが赤字が続き、昨年3月末に撤退。羽田─神戸線に切り替えている。スターフライヤーは昨年3月に北九州─羽田間で新規参入し、現在は同路線で最低9800円の低料金で1日11便を運航している。

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2007年7月 9日 (月)

大韓航空、‘夢の航空機’B787導入へ

大韓航空が09年から‘夢の航空機’(Dream liner)と呼ばれる米ボーイング社の次世代航空機B787を10機導入し、長距離新路線の開拓に乗り出す。

  趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進(ハンジン)グループ会長は8日(現地時間)、米シアトル近隣のエバレットで行われたボーイング社787機種初公開行事で、「B787機種やエアバスA380、ボーイングB777など新型航空機40機余を導入し、主力機種をアップグレードする」と述べた。

  1万6000キロのノンストップ飛行が可能なB787ドリームライナーは、南米やアフリカなど長距離新規路線の開拓に活用する。 2010年から5機を導入するというエアバスの次世代大型機A380と、すでに運航中のボーイングB777は北米・ヨーロッパなどの主要大都市に集中投入する計画だ。

  B787は250席規模の中型航空機で、同級航空機に比べて燃料効率を20%以上高めた一方、維持補修費用は20%以上抑えた。 また離着陸時の騒音が減り、窓の大きさも60%以上大きくなったという。

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次世代中型旅客機「787」を初公開、日本でも来年導入へ

 【エバレット(米ワシントン州)=小山守生】航空業界始まって以来のヒット作とも言われる米航空機メーカー最大手ボーイングの次世代中型旅客機「787」(通称ドリームライナー)の1号機が8日、米ワシントン州シアトル郊外の工場で組み立てを完了し、報道陣らに初公開された。

 9月ごろの試験飛行を経て、全日本空輸(ANA)が来年6~7月に1号機を就航させる予定だ。日本航空(JAL)も来秋から導入し、両社にとって主力機になる見通しだ。

 787はアルミニウムより軽い炭素繊維複合材を機体の素材に採用することで、従来の中型機「767」に比べ燃費を約20%向上させた。原油高に苦しむ世界の航空業界がこぞって買いに走り、受注数は完成時点で史上最多の677機となった。中でも羽田空港拡張を控える国内勢は、全日空が世界の航空会社の中で最も多い50機、日航も35機を発注。大型機並みの飛行距離を生かし、欧米、アジア向け直行便などの拡充を図る方針で、旅行客の利便性が増しそうだ。

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2007年7月 8日 (日)

日本航空 東南アジア路線を子会社で強化 7割増の週250便に 観光需要に照準

 日本航空は、旅客需要の大きな伸びが見込める中国・東南アジア路線の強化に乗り出すことを決めた。日航本体より運航コストが割安な子会社を同地域への路線に振り向け、二○一○年度までに子会社による運航便数を七割増近い週二百五十便に引き上げる計画。同地域では格安航空会社の参入で旅客争奪戦が激しさを増しており、日航は子会社の投入をテコに競争力の強化を図る。

 子会社は、ジャルウェイズ(東京)とジャルエクスプレス(大阪)。ジャルウェイズは既にバンコクやホノルル、グアムなどリゾート地を中心に就航。今年八月にベトナム、十月にはインドと結ぶ路線を開設するなど、一○年度までに現行の週百五十便を同百八十便程度にまで増やす予定だ。

 また、現在は国内線専門のジャルエクスプレスは○九年に関西、中部空港などから中国、韓国線で国際線の展開を始め、一○年度には国際線を週七十便程度に増やす。

 日航グループの国際線のうち、ジャルウェイズの占める割合は現在24%だが、一○年には両子会社合わせて37%にまで上昇する見通しだ。両子会社とも燃費の良い中小型機を導入して運航経費を節減。ジャルウェイズは客室乗務員の約半数にタイなどの外国人を採用することで人件費も抑え、運航経費は日航本体に比べて一割ほど低い。

 アジアの航空市場は近年、観光の旅客需要が拡大している。カンタス航空の子会社ジェットスターなどの格安航空会社が東南アジアに路線網を広げており、日航としても低コストの子会社を活用して旅客争奪戦に対抗する必要に迫られている。

 一○年には羽田、成田両空港の発着枠が拡大され、格安航空会社が乗り入れる可能性もある。日航は「発着枠の拡大に先駆け、観光客だけでなくビジネス客も取り込んでいきたい」としている。

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